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北欧はデンマークでデンマーク人のパパりん と日本人のママりん 3匹の黒い子達とのてんやわんやの暮らしぶりを綴ってます。


我が家のスーパースター達

Lilypie Kids birthday PicLilypie Kids birthday Ticker

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皆さん、コンニチワ。
ダステイのこと、2013年の12月のこと 何が起こった書かなくちゃ、どんなに勇敢だったか 伝えなくちゃ と思っても、何度このサイトの編集画面を開いてもかけなくて・・・・
今でも あの決断 で本当に良かったのか? もしあの日 に帰る事ができるとしたら 今度も同じ決断 するんだろうか・・・
と 毎日毎日考えてる日がつづき・・・
そんな日が続いたかと 思うと 急に陽気になって、また落ちる・・・
あきらかに 躁鬱状態の日 が悶々と続いてたのですが、今年に入り 16日の月命日 が近づいた頃から ようやっと気持ちも落ち着き あの12月の事も 書けるような気 がします。

ダステイは もともと小柄なラブラドール。7歳になるまでは体重27キロ近辺をウロウロしてました。
食は小さな時から細く あの手、この手で(トッピングを色々乗せたりして)食べてました。
今回の原因 と思われる リンパ腫付近に出来た腫瘍 これは8歳の時に見つけました。
そのときはまだ ピンポン玉 ぐらい。 それで獣医に念のために検査に・・・
そのときは 現在は 良性の腫瘍 ですが 出来ている位置 悪性に変わる可能性 があるので 経過観察を・・
とのことでした。

それから3年強・・・ 何事もなく元気に過ごしました。
それが 今年11月中ごろ だったでしょうか、 その腫瘍が急に大きくなりはじめました。
が、 食欲もあり、いつもと何変わりなく暮らしていたので パパりん と 今度休みが取れたら 病院に検査に・・と話していました。

我が家から 80キロぐらい離れたところに 義両親が住んでいるのですが、その近くに腕の良い獣医さんが居て 手術の際は そこに・・・ と、義両親からも薦められてました。

が、今年のデンマーク。日本のニュースでも伝えられたと思いますが、ストームがとにかく多かった。
私たちが その病院の予約がとれた日 も酷いストームの日で 交通規制 が出て とても80キロ先まで運転してはいけませんでした。 それでも いつもと変わらない状態だったので 診察日 延期 しました。

次回の予約は12月9日・・・月曜日
が、 ダステイの病状は待ってはくれませんでした。
12月に入って少しずつ状態が変わってきました。
12月に入ってから 吐く ようになりました。それでも2日~3日は 吐いた物 を食べてたので あれ?とは思いましたが特に気にせず。
が4日目から まったく食べ物を口にせず水を飲むだけ、下痢も続いてます。 吐くものもないのに えづき ます。
これは もう 9日まで待つ余裕なし ということで
12月6日 に一番近い獣医に駆け込みました。
そのとき その病院はたいした検査もなく 胃腸 を整える薬 をくれただけ。
リンパに出来てる 腫瘍の事 を話ましたが、こんなに痩せてては手術できない としか言ってくれませんでした。
このときのダステイの体重25キロ・・・

私は このとき病院に行きませんでした。パパりんが そう言われて すごすご帰ってきたので

痩せてるので手術ができない・・ってどういうこと?って問い詰めたけど なんかあやふやな事ばかりいう。
10歳で25キロ もともと小柄 なので 別に問題ないのでは・・と言え と言ったのだけど、薬も出てるし これで様子をみようと・・
薬の成果もあって、暫くは ボチボチと食べてたのですが、やはり様子が変でした。
散歩は喜んで行きますが それ以外は うつらうつら としてる。基本デンマークは暗い時期 若いラッキーでも昼間は寝ています
でも、私は 腫瘍が大きくなった事 嫌な感じが してたのでFBで書き込み、沢山の方の意見を聞き やはりもう1軒どこか違う病院を・・・ と思い始めた矢先ごろ (薬が終って 2~3日して)全くまた食べなくなりました。
それが15日のこと。
それ以前に 翌日16日は別の獣医の予約 が入ってました。 それが運命の日 となります。

で、16日・・・・
朝一で病院に行く事になってました。この日は どんよりとした雲が重くのしかかったような日。
15日の日も夕方散歩に行く と行って出ました。
がそれ以後 暖かい部屋 でうつらうつら・・・食欲まったくなし。吐き気続きます(もう胃液しか出ません)
朝を待つのももどかしく、ようやっと夜があけて、昨晩から 何もないのに 庭に出たがってばかりいたダステイ
この日も 朝から何度も庭に出て庭に出ては ボーっと遠くばかり見てました。
この場面をまるで 記憶 でもしてるような姿・・・そのとき いやな予感しました。
まさか 見納めしてるんではないよね? って

で、第二の病院へ パパりんと2人で出かけます。
普通にリードつけて、車に乗り込みます。私と残り2匹はお留守番
私は 点滴打ってもらって帰ってくるかな ぐらいに思ってたら 帰ってきたのはパパりんだけ。
点滴に時間掛かるので お迎え はあとかしら? と思ってたら

ダステイはすでに病院についた頃から またもや容態が悪くなりグッタリして点滴中
今後のことは 点滴 終る頃 電話 がかかってきて 助かるかどうかわからない・・と悲しい話を私に伝えました

もう、その後は 何を話したのか覚えてませんが・・・
で、30分たったころ でしょうか 携帯が鳴りました

点滴は終わったが 容態は良くなる気配なし。
この状態から見て リンパにある腫瘍 悪性に変化 してると思われます。
かろうじて体力が回復しても体重がもう少し増えるまで手術できない。そこまで持つかどうか・・・・
これ以上の 延命 はダステイを苦しめるだけ だと・・・・

どちらにしても 病院 に行かなくちゃ と言うことで 駆けつけました。
そのとき私は もし部屋に入って尻尾でも ひょっとして目でも開けさえしたら その決断 はない事にしよう って。
病院に着き 案内された部屋にダステイは眠ってました。
ドアを開けてすぐ側に行きましたが、 尻尾降る事も目を開けることもピクリ と動くこともありません。
ドクターに 間に合いませんでしたか? と聞いたほどです。

もう、あの姿 見たら・・ 延命して苦しませるだけ なら いまこの穏やかな時間のうちに
いい思い出だけを持って お空 に行かせてあげたほうがいいな と
さよなら の前に 10分ぐらい? 家族だけにさせてもらって沢山お話しました。
大好きなレバーののったサンドイッチも持っていったけど 鼻も全くうごきません。
お空に持っていけるようダステイのお手手の下においてあげました。

その後 ドクターが入ってきて 静かに さよなら をしました。

これが 2013年 12月黒族家に起こったすべて です。
ダステイの 遺骨 ですが、デンマークは日本のように ペット霊園 というものがあまりなく、住んでいる地区、地区で決められていることが違う場合があります。
私の住んでいる地区(市)では ペットの亡骸・骨 などを 自宅の庭に埋める・・と言う事を禁じられてます。
(聞く所によると 動物の亡骸から等から人間が病気になるかもしれない・・という可能性もあるので)
なので、大体動物は亡くなると 獣医さんに連れて行き獣医さんが専門の方に渡して焼いてもらいます。
希望すれば 骨など は返して貰えます。
我が家も ダステイは灰にして大好きなお家に帰ってきました。
で、もう 殆ど灰 でしたので、庭に蒔いてやってもよかったのですが、大好きだった義両親のサマーハウスのある海岸に持って行って 蒔いてあげました。
好きなだけ海で遊んで泳いで 疲れたら我が家に帰ってきていつものソファで眠ればいい。と思って・・・

ダステイの 写真はもう増えることは無いけれど、ダステイがいい子 だったから シーラちゃんが来て
シーラちゃんとダステイが仲良し だったから ラッキーたち11匹の子が出来て・・・
黒族家の物語ははじまりました。

ダステイのために始めたブログ・・・
終ってしまおうかと 思ったけど、我が家には ダステイの血 をひいた 子ザルのラッキーがいます。
そんな彼も この25日 8歳の誕生日を迎えます。
シーラちゃんも糖尿と言う病気と上手に付き合いながら 元気に暮らしています。
ダステイが居なくなった今、昔の写真 や お話を懐かしく読み返すことができる ブログ・・・・
これからも ボチボチ更新 になるかと思いますが続けて行きたいと思います。
ヨロシクお願いします。

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